にわか農夫が色々とハマるの巻

体力勝負の農業において、道具が大事と、非力のワタシはしみじみと実感する日々。
次に気になるのは、「土」
仕事柄、ワタシの周りには、無農薬とか、オーガニックとか、有機とか、パーマカルチャーとか、色々なこだわりの方達がていて、色々なことを教えてもらってきたけれど、


果たしてワタシはどこを目指そうか?

と思ったときに、なあんちゃって無農薬的な・・・とまたまたまワタシらしくファーっとした基準で作ることに。身近な自然なもので土に栄養を与えて、その力で育つものが、その土地に合った食べ物と割り切って、色々なモノを試してみることにします。まだスタートしたばっかりのにわか農夫ですからね。

目次

レイズトベッドを作る

「レイズドベッド」「Reisedbed」とは、持ち上げられた花のためのベッドということで、囲いの中に土を盛り地面から底上げさせて、花や野菜を育てる高さのある囲いのようなもの。
ワタシの田んぼには、1m×1m×高さ40㎝の箱が4つ並んでいます。
そのコーナーとは別に、雑草を発酵させて土を作るレイズトベッドを作ろうと、YouTubeを探り、これに落ち着きました。

「畔板」あぜいたと読みます。田舎育ちの人で田んぼが身近にあった人なら「ああ、アレね」とわかるかもしれませんが、ワタシは現物を見るまでピンと来ませんでした。

畔板

田んぼに水が入って畔の泥が流れ出さないように、土手にカバーのように刺さっているコレです。

高さは色々ありましたが、ワタシは40cmのもの。長さは120㎝のみ。板の端に凸凹があって、嚙合わせると長さが調整できます。1枚400円くらい。他には、ビニールや金っぽい素材のものがロール型でメートル単位で販売されています。

これをつないで丸くしたものがこちら。

コンポスト畔板

独りでも簡単にかみ合わせができました。これから工夫次第で使い勝手の良い材料になりそう。
とりあえずは土づくりのための容器として活用。
耐久性もあり、価格も安いので、あと1つ作ってもよさそう。

刈り取った草をこの中に詰めて、土を重ねて、糠をまいて、できればもみ殻燻炭なるもみ殻を焼いたものを混ぜたりして栄養バランスの取れた土を作る予定。何を混ぜ込んで作ればいいのかは勉強中。
フカフカのいい土ができたら、下に伸びる大根や人参を植えてもいいかも? 楽しみ!

さて、バランスの良い土って どんな土?

基準はあります。
pH7くらいの土が良いらしいので、
pH測定器も買いました。ここは本当に優秀な土の一角で、すでにpH7。余計なことはしなくても大丈夫そう。
「らっきょう」<測定器の後ろにヒョロッと伸びているのはラッキョウの茎です>と「にんにく」コーナーにしようと思っています。

土づくりと開墾のための草刈り

レイズドベッドに必要な草刈りを兼ねて、柔らかくてミミズがたくさんいる優秀な土のある畑の続きを耕します。

なんと、クワで耕すと思いきや、小さな鎌のような優れものに出会いました。その名も赤い柄の「千吉」シリーズ得々草取削り 鋸刃・草削り・草抜き用。この会社のものらしい。勝手に応援します!千吉シリーズ。

クワで耕していたら、クワの重さで途中でダウンしていたと思うけれど、千吉くんは、鎌のように使えるのでコツコツ草の根っこを切り取っていくことができました。平らに引けば上の葉を刈り、斜めに根っこに向かって突き刺せば、根っこを切り取り引っ張り出せる。楽しくなって着々と2時間。成果はご覧の通り。

ここで、次の道具のテーマは、軍手。前から言っているのですが、ワタシはすぐマメができるタイプ。
ゴルフの時も両手のグローブを着用していました。近々、長時間鎌を握ってもマメができない軍手を探さなきゃ。

オマケ 青虫の替え玉グリーンは

例の青虫たちは、2本の幼い何者かしれない柑橘の葉を食べ尽くし、替え玉ならぬ替えグリーンの広島産レモンの葉をほぼ全部食い尽くしそうになりながら旅立ち、残り1匹になりました。無事その青虫が旅立てる葉が残っているようで残ってないような・・・仕方がないのでもう一鉢。替え玉ならぬ替えグリーンを購入。
しかし、
あまりにも立派な実をつけたライムの木。惜しくて捧げずに保管。

ライム

残る一匹の青虫は、広島産レモンの葉を一枚残して旅立った模様。めでたしめでたし。

季節もの シソの実漬け

田んぼのずっと片隅に立派に育ったシソ。種になると固くなるので、その前にシソの実漬けに。
お豆腐やキュウリやナスの即席漬けに合わせたりして、シソの香りを楽しみながら長期保存が効く1品。
毎年、たくさんのシソが自生します。今年も周りに子孫を残して枯れていくのでしょう。

自然の恵みに感謝。

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この記事を書いた人

30数年、人生の半分以上を東京で過ごし、
20代は普通のちゃらーっとしたバブル期のOL。
30代はリゾート開発、ウエルネス普及活動の仕事、
40代でフリーになり、ウエルネス関連商品開発や
イベント企画、施設運営に携わってきました。
60代半ばで、ちょっと一休み。
もっと、自分らしく楽しい時間を作りたくて、
田んぼに遊ぶ場所を作ります。
オトナだって遊びたい!
田んぼの中で泥んこになっても気にせず笑える、そんな時間が欲しい。とココロから思えたから。

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