スコーンと春! と思いきや、三寒四温的な、ちょっと寒いし、ちょっと雨だし、時には夏日だし・・・の繰り返しの春になりました。
どちらにしても、氷点下の朝散歩からは脱出。いろんな花の開花や木々の芽吹きの中の散歩となりました。そんな中、畑は、コツコツと草取りをして、土づくりを進めています。
春になったとたん
風がビュンビュン吹きすさぶ田んぼの中で、じっと我慢していたのか、春の日差しと共に「かき菜」が伸びて、「キャベツ」が丸まり・・・3個のうち1個は丸まるのをあきらめて花をつけました・・・小さかった「ほうれん草」が食べごろに育ち、「スナップエンドウ」は花が咲きました。冬に探しても見つからなかった「田ぜり」は若葉をつけて健在でした。(向かって右がせり 左が山わさびの新芽)
地下茎で増えていく植物は、冬の間も土の中で増殖していた模様。冬の間は、細長いニラのような「ノビル」が田んぼ中を埋め尽くす勢いで増え続けています。この田んぼの勢力図の頂点に君臨するのは「ノビル」だと思う。チヂミに入れるとおいしいらしいけれど、食べないな~
余談ですが、「こごみ」や「うるい」という山菜も我が家では食べなかったし、もちろん「つくし」も。東京のスーパーで見たときは、食べられることに驚いた記憶があります。田舎での山菜は「タラの芽」「山ウド」「ぜんまい」「わらび」位だったな~
畑の土づくり
雑草だらけの畑の草を取り、去年の夏に汗だくで刈った雑草を集めた黒い波板プールを外して、土の中に戻しました。
サスティナブルだあーーー!循環型農業? なんて偉そうなことでもないけど、
無駄が無くていいかな?
今年用にも引き続き別の場所に雑草プールを作りました。
しかし、こんな小さな畑の作業で1日2~3時間で3日も費やしているワタシ。農業って体力と根気が大事!
冬の間も、時々精米機のある所から米ぬかをもらってきては、まいてたので、土はフカフカしている感じ。土の中から、早速ミミズやカエルも発見しました。
今年初めて挑戦する作物は、二つ。
一つは「しょうが」、もう一つは「里芋」
この組み合わせが良いらしい。なぜなら、「しょうが」は直射日光が嫌いなので、大きな葉で日陰を作ってくれる里芋がご近所だと育ちやすいらしい。
ちょっと話がそれますが、子供の頃、しょうがと海苔の佃煮が大好きすぎて、他のものを食べなかったら栄養失調になりそうになったことが・・・そんなに大好きなしょうがだけれど、実家のご先祖様からの言い伝えに「しょうがはつくるべからず」なるものがあり、代々我が家ではしょうが栽培をしてこなかった歴史があり、すしょうがが豊作の年に何か大変な事件起きたのかな~。と想像はしますが、「なぜ?」は父からも母からも聞いたことがない。
なぜ?
ご先祖様、ワタシは飼ってはならない犬も三代目だし、しょうがも作ります!
種しょうがを買って、芽が出そうな所(ポコンと膨らんだコブのような所)を探して100グラム程度で切って、キッチンぺーパーで一つづつ包みビニール袋にまとめて入れた後、発泡スチロールの箱に入れて、乾燥を防ぎながら芽出しをします。土の中やもみ殻の中で芽出しする人もいる模様。YouTubeの先生はキッチンペーパー派だったので、ワタシはコレで。
約1か月このまま。なので植え付けは5月の連休位かな?
鮮度は色に現れる
田舎で感動するのは、摘みたて、採りたての野菜を茹でたときの緑の深さ。
こんなに深い緑色になるって、鮮度なのかな~
それにしてもアイスパラが安いこの地方です。
他にも、旬が終わるこの時期は、いちごが950円で4パック。さすが、いちご王国!
生で食べておいしさが少し落ちるのは仕方なし。安いこの時期に、ジャムを1年分作ります。
他にも、ヘタを取って少し刻んで砂糖とまぶして袋に入れて、手でグニュグニュつぶしながら水分を出してから冷凍。暑い日に少し折ってブレンダーで撹拌しいちごヨーグルトドリンクにしたりします。
※イチゴの水分を出して板状に凍らせると板チョコのように割ってそのまま食べることも。
面倒ならそのままヘタを取って凍らせても良し。お砂糖をかけてチンして即席ジャムにもなるし。
田んぼの周りの水路には水が流れ、田んぼは田植えの準備に入りました。
ワタシの畑も、春に植えるものを選択し、畝を作って植え始めていきます。
今年の夏は、畑らしい畑になる予定。収穫祭もしないと・・・お楽しみに!
ドックランは雨や風で、イマイチ不人気。陽気が良くなり雑草が邪魔にならない程度の新緑になったら、みんなとドックランで逢えるかな?こんなに広い田んぼの真ん中にサン君とワタシ。空が広くて空気が澄んでておいしいよ~
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