田んぼにいると、いろんなことを発見します。四季折々に現れる昆虫や植物から生きる力や育つ力を感じることがある。
そして、食べ物の成長過程をあまりにも知らなすぎることにも驚く。
もちろん、お百姓さんではないので仕方ない事。農家の娘ながら、農家の手伝いをしたことはないし・・
今回も学びました。
知ってる?
この季節、田んぼに水が入っていないことに気づいていますか?
都会では気づくのは難しいけれど、今、気づいてしまいました。
干からびて、地割れしているのに気づいて、「どーして?」「水が入らないと稲は伸びないのでは?」「用水路からの誘導部分が詰まっているのかな?」等々、心配になりました。なぜか知っている人はいますか?
隣の田んぼに草取りに来たおじさまに質問したところ、
「夏のこの時期に稲の成長を調整して、根っこに力をつけるために水を抜くんだよ」と教えてもらいました。
知らなかった~
稲刈り前に田んぼを乾かすのは知っていたけれど、この時期に田んぼに水が入っていないとは考えていなかった。
お米の国の人なのに、お米のことがよくわかっていなかったと反省しました。
これ、知っている?
大玉トマトとミニトマトを育てていく過程で、「脇芽」は取ると習ったので、伸びた脇芽を思い切って切ったところ、大玉トマトが枯れました。
邪魔な脇芽を取って、きれいにしたのに・・・・なぜ?
これは、トマト農家だった地主さんに聞いてみた。
「この土壌が豊かすぎて、勢いがありすぎるから、脇芽を数本残して、その力を分散する方がいいのかもしれないよ」
なぁーるほど~
肥沃な土を目指していたから、この地はエネルギーがたくさんある。その地のエネルギーに合わせて作物を育てていく工夫が必要だったってこと。
同じように脇芽を取ったミニトマトは、こんな感じですっごい元気。脇芽を残していたのかも?ワタシのテキトーさが活かされた?
今、元気いっぱいなのは、2本のキュウリ。既に50本は採れている。たかだか180円の苗2本だったのに、ありがたいコト。とも言っておれず、おすそ分けしても、我が家の冷蔵庫には20本のキュウリが残っていて、これから毎日増えていくと思うと、どう保存したらいいのか悩む。昔、実家では大きな樽に塩をたっぷり入れて、どんどん漬けていって古漬けキュウリなる異様にしょっぱいキュウリにしていたと思う。野菜が無いときに水に浸けて塩分を抜いて生姜と併せてみたり煮てみたりしていたような~。作るのは楽しいけれど、食べるのは大変!これから野菜の保存を学ぼう。
期待の新人、惜しくも敗退
今年は大玉スイカに挑戦していて、大事に大事に育てて7つの実をつけてくれたのに、
一つは早々間違って切ってしまい、続いて、一番期待していた大きく育ったスイカに座布団敷いてあげようと持ち上げたら、茎が折れた! ショック! 一日眺めて次の日に切ってみたら、意外にきれいで後10日もたてばもっとおいしかったのにと、悔しさひとしお。こんな時は、夏からいつも登場するクビンスのスロージューサーでスイカのジュースづくり。
さすがに皮は取るけれど、種付きでも絞れるので楽ちん。半分のスイカからとれたスイカジュース。
熱中症予防に、少し塩を足して田んぼで飲むことに。
残り5個のスイカは、大事に大事に、その時まで守ります!! というか、何もしない方がいいのかも?
美味しい時期を見計らってカラスが穴をあけに来るので対策しないと。
これも不思議なこと。
スイカの厚い皮の中の熟し具合を、なぜにカラスがわかるのか?
ボンボンたたいても、どれが完熟なのかわからない人間より、よっぽと凄いセンサーを持っているカラス。尊敬する。
ワタシの畑は、次々と成果物を生み始めています。木枯らし吹く冬の間に土を作っておいてよかった~と思えるこの頃。しかし、雑草たちもそれはそれは元気で、草刈りに追われる季節でもあります。
去年買っておいてよかった手押し草刈り機。それでも長い草は鎌で切るので、ワタシの手には鎌タコができてます。
暑さにはめげるけれど、周りの田んぼの稲が伸びてきて、黄緑から緑色に変化し、風が吹くと涼しげで、これも好きな風景。用水路の水の音、カエルの鳴き声や、トンビたちの鳴き声、蝶や蜂、てんとう虫やコオロギもどきもたくさんいる田んぼ。サギもカエル目指して田んぼに飛来しています。そういえば、サギってどんな鳴き方するのかな?
聞いたことない。聞いたら報告します!
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