捨て猫 レスキュー大作戦

漫画のような感動秘話。捨て猫発見から救出までの
頑張ったワタシとなんだか度胸のある二人のお姉さんと、
優しい宅急便屋のお兄さんのお話です


あなたなら、どうする?

目次

はじまり はじまりぃ

午後8時頃、茨城に住む姪っ子からのLINE。

「公園を散歩していたら、段ボールに入った仔猫がいたの。
 こういう時はどうしたらいいの?」
その仔猫の鳴き声と動画と写真付き。


あなたならどうする?

捨て猫
暗くて見えづらいけど、かわいい仔猫。 動画ではミューミューと鳴いてます

調べました。首輪をしている猫や人なれしている野良猫とは思えない猫は警察と保健所に届け届書を提出。
3か月たっても飼い主が現れなければ自分の猫になる。遺失物と一緒ですね。

いかにも野良猫で保護しようと思うなら、まずは病院へ。病院に行くときも事前に電話予約は必須。
感染症などの心配があるので、いきなりは連れて行かない方が良い。

余談ですが「地域猫」というのがいて、野良猫だけれど地域で飼われている猫。
その中には、耳の先が桜の花びらのようにカットされて、ボランティアで避妊や去勢手術済みの猫がいます。

飼えるわけではないので、どうしたものか?

次にBingに聞きました。
「仔猫が捨てられている。この後仔猫を救うために何をすればいい?ペット不可の住まいのため飼えない」
※姪っ子の住まいはペット不可。
Bing「まず、動物病院に行きます。病気がないか、衰弱していないか調べてください。その後動物病院からか、動物病院が紹介する保護団体で里親を探してもらうことができます

ウムウム。なるほど。やっぱりそれなのね。

動物病院を探す

午後8時に栃木から茨城の公園付近の動物病院に電話。
さすがに閉まってます。電話は出ません。
少し離れたところに夜間救急受付の動物病院発見。電話がつながりました。
ワタシ 「仔猫を○○公園で見つけたのですけど、どうしたらいいですか?」
ワタシも何をどう聞くのかわからなくて、質問が漠然としてますよね。

病院 「仔猫を持ち込んでいただければ診ますよ。現状の状態はどうですか?」

ワタシ 「鳴いているようです」

病院 「では連れてきてください。ところで、その後飼うことはできますか?

ワタシ 「いいえ、飼えません。」

病院  「であれば警察ですね」

ワタシ 「わかりました」

で終わり。

あれっ!保護してくれないの?えぇぇぇぇ。どうしよう。

姪にLINE。
ワタシ「うちに連れておいで!」猫好きだし、ワタシが何とかしようと心を決めたけれど、
姪「遠いよ~それに仔猫が弱って、鳴かなくなった・・・」
このまま亡くなったら、発見した姪はどうなるかと心配になるし、
猫も心配だし。

ワタシ 「まずはお水をあげて。コンビニが近ければミルクとか猫用チュールもあげたいけど・・熱中症かもしれない。」
姪  「お水飲んでまた鳴き始めた」

ほぉぉーっと胸をなでおろす。
さて、ここからまたまたワタシは怒涛の攻撃。

捨て猫水を飲む

驚きの結末まで

なぜ気づかなかったのか・・・直接、保護団体に連絡すればいいのでは?

ネットで茨城県内の保護団体を調べまくるも、電話番号を載せているところは少なく、
載っていても出ない。

この時に思いました。
こんなシーンって絶対あり得ることだから、連絡のつく保護団体の方と仲良くなろうって。でも、ワタシなら引き連れて帰ってるか・・・

おひとり携帯番号を載せている方がいて連絡がつき、その付近なら●●という団体なので、ネットで調べて電話してみてください。とのご指導。ありがたかった。

けど、その団体も電話番号の記載無し。メールで問い合わせて回答を待っている暇はないよね。
ここから茨城まで、つたない私の運転でどのくらいかかるかグーグルマップで調べていたら、姪からのLINE。

姪「ハスキーを連れたお姉さんが来てくれて、ワタシは引き取れないけれど、うちに来る宅急便屋さんが猫が好きって言っていて、その人の家を知っているから、これから二人で仔猫と行ってくる!

この会話の流れっておかしくない?

そもそも猫好きな宅急便屋さんが、ハスキーを飼っているお姉さんのところに配達に来ることはわかります。多分、ハスキーを見て動物好きな宅急便屋さんは色々とお話しして、仲も良いのでしょう。
家を知っているということは、地元の交流のあるご近所さん?それにしても、姪とハスキーお姉さん、すごいことするよね。

そして、
姪からのLINE
ピンポン押して、事情を説明したら飼ってくれるって!良かった!

なんてことでしょうそんなストーリーある?
そんないい人いる?
でも、ワタシだって、ピンポンされて、かわいいお姉さんたち2人で泣きそうな顔して段ボール入りの仔猫を抱えていたら、「預かるわ」って言うしかないよね。まるで押し売り大作戦!

疲れたけど、幸せな結果で良かった。

本当に いい人でした

宅急便のお兄さんは、翌日にラインをくれたそう。
「仔猫は元気です。」と写真付き。

良かった良かった!かわいい仔猫の寝顔で救われた。ありがとう、宅急便のお兄さん。

幸せになれるね。仔猫ちゃん。

さて、こんなシーンであなたならどうする?

ある人は「見て見ぬふりする」「動物好きじゃないし気づかないかも」と。
関われないとはじめから決める潔さに感心するし、好きでもないなら気づかないってこともあるよね。
関わったら最後まで、結構大変。ワタシは保護ワンコを引き取ったときに色々と関りができたからわかるけれど、
動物と関わってこなかった人は気にもならないし、どうしていいかわからないのも、うなづけます。

何かしたからいい人で、何もしないから悪い人というわけじゃない。

何とかしなきゃと思う人がすればいいとワタシは思っています。

仔猫ちゃん救出大作戦。無事終了です!




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この記事を書いた人

30数年、人生の半分以上を東京で過ごし、
20代は普通のちゃらーっとしたバブル期のOL。
30代はリゾート開発、ウエルネス普及活動の仕事、
40代でフリーになり、ウエルネス関連商品開発や
イベント企画、施設運営に携わってきました。
60代半ばで、ちょっと一休み。
もっと、自分らしく楽しい時間を作りたくて、
田んぼに遊ぶ場所を作ります。
オトナだって遊びたい!
田んぼの中で泥んこになっても気にせず笑える、そんな時間が欲しい。とココロから思えたから。

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