名もなき草「雑草」

「雑草」とひとくくりにされるけれど、全部名前はあるはず。
「雑草という草はない」という名言もあるくらい
でも、一つひとつの名前を知るまでもなく、刈られていく草。
その生命力は計り知れない。この暑さの中で成長できるのだから力強い何かを持っている草なのだと思う。

草刈りは、その力強い草たちとの対峙になるので、
なぜか人を悟りの境地に導きます。
ワタシだけかも?

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草刈りには多大な労力、忍耐、そして悟りと道具が必要

朝早くからカノンちゃん一家が肩掛け式の草刈り機持参で来て、草刈りをしてくれました。
周りは地主さんが大型草刈り機で一気に刈れるのですが、ランの中は入り口から機械が入れられず、肩掛け式の草刈り機に頼るしかありません。ちびっこ&やせっぼの私にはしんどいので、手押し車型の草刈り機を検討中です。
ランの周りの柵の下は電動バリカンのようなもので刈り取っていきます。
これまた座った姿勢で重労働。同じ姿勢で丸まっているので、時々伸びをして反らないと腰を痛めます。
そのうえ、軍手が合わないと手にマメができます。いろんな軍手を試して、手に合うものを探しています。

体力と道具がそろわないと農地と向き合えないと痛感。がんばらねば!

刈られた草は少し置くと枯れてきます。それを竹の熊手でかき集めてピッチフォーク手押し車にのせて、ランの外に出します。雑草も無駄にせず、コンポストを作って肥料にできればいいかな~と考え中。でも、草が多すぎて入りきらずに放置。EM菌とか微生物をを混ぜて発酵させればいいのかな?秋の畑づくりまでには調べてみよう。

汗だくで、途中小屋の日陰でこまめに水分補給し、早朝から約2時間。
頭の中に、今日の予定のこと、将来のこと、過去の反省やらがぐるぐる巡るも、
いつの間にか、草の中を飛び跳ねているカエルや、やたら大きなコオロギと大量発生中の小さなコオロギの子供たち。稲刈り間近で元気いっぱいに太ったイナゴのようなバッタのような昆虫。透き通った体をもつ小さなトンボ。蚊を忌避すると有名になったオニヤンマ・・・観察しているうちに頭の中は空っぽに。
もくもくと作業を進めながら
「終わりのない仕事はない」「勤勉さが大切なのだ」と訳の分からないことを考えていました。

草刈りの強い味方

梨屋さんにいる面白い柄のヤギ。結構活躍しているらしい。

草刈り機より、鎌より、こんな子が一緒に草刈りしてくれたら、
幸せな気持ちで草刈りできるのにな~。この離れた変な目が好きだな~

周りでは稲刈りが始まりました。
今年は早い。米粒が小さいとお隣の田んぼの方が言ってました。

稲刈りが終わるころに、また草刈りかな?

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この記事を書いた人

30数年、人生の半分以上を東京で過ごし、
20代は普通のちゃらーっとしたバブル期のOL。
30代はリゾート開発、ウエルネス普及活動の仕事、
40代でフリーになり、ウエルネス関連商品開発や
イベント企画、施設運営に携わってきました。
60代半ばで、ちょっと一休み。
もっと、自分らしく楽しい時間を作りたくて、
田んぼに遊ぶ場所を作ります。
オトナだって遊びたい!
田んぼの中で泥んこになっても気にせず笑える、そんな時間が欲しい。とココロから思えたから。

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