「大きくしてあげる」と約束した生まれたての小粒スイカは、カットすることになりました。
育成方法をまじめに学んだ
田舎に帰ってきた当初、面白半分で実家の庭先の畑でスイカを作ったことがあります。
植えっ放しの状態で「元気な子は雑草に負けない農法」なるワタシの農法で育てて、大きなスイカをならせたことがあります。スイカカバーなるものをつけて大事に育てて、最後の仕上げにお日様にあてて甘くしようとキャップをとっておいたら、そうです。アイツです。カラスです。
全部食べずに大きな穴をあけて去りました。作業を電線から見ているんです。この案件は、実がついたら対策をします。
今回は、苗から伸びるツルの処理方法です。
オヤヅル コヅル マゴヅル を理解する
1本の苗から派生するツルを、親と子と孫と分けて呼ぶらしい。
このツルをどう伸ばしていくか、処理していくかを初期段階で決めるということ。
専門家たちのYouTubeを見て、決めました。
「子ヅル4本仕立て」
どういうことかというと・・・
4本の元気のいいツルを残し、後はカット✂
まだ2本しかないので、今は2本残します。
もう一本の苗も同様に、2本しかないので残します。
親元から6枚の葉っぱを数え、その先はカット✂
そうです、その先にあの子がいました。
かわいそうなので、残したかったけれど、
未来の子供たちのためにカット。
もう一本の苗にはスイカの実はついていなかったので、罪悪感なくカット✂
ミツバチのやる仕事だと思ってましたが、
ひと手間かけて、受粉をしてあげると、実はよく育つらしい。
雌シベに雄シベを受粉する。
さてさて、どれがメスでどれがオス?
答えは、花の下に小さな実がついているのがメス。
無いものがオス。
まだ花が一つなので、この作業は次に。
まだ、作業は残っています。
成長したら、4本仕立てにしていきますが、
伸びた子ヅルから最初についた雌花の間に伸びた孫ヅルはすべてカット。
ただ大きくのびのび育てればいいってものでもなく、色々な手間暇があっての収穫なんですね。お百姓さんは、天気や土のことや植物や昆虫のことなど幅広く百のことができるからそう呼ばれると聞いたことがありますが、知識や知恵はそれ以上かも。余談ですが、テレビショッピングで「百姓」は禁止用語です。なぜかな~
今後も、引き続きスイカの生育のご報告します。
他の野菜たちも、
ナスは3本立てで育てる予定。
これまた「芽かき」という作業があるようです。
きゅうりはひざ下や腰の高さなどに合わせて作業があるよう。
たくさん実るといいね!
夏の海でのスイカ割り。
ずいぶん遠い昔の出来事。
今年は海に行きたいな~
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