インド原産の木で、全ての部位が食用や薬用に利用できることから「ミラクルツリー」と呼ばれる「モリンガ」
7月に種をまいて今では1mほどに成長し、たくさんの葉を茂らせています。
ずっと暑さが続けば、2m級に伸びるはず。いかんせん、寒さと風に弱い。
ということで、葉の収穫をします。
ぐんぐん成長
モリンガがスーパーフードと呼ばれている所以は、その成長の早さと栄養価の高さから国連の世界食糧計画に採用され、飢餓を救うのに役立っているからです。
そのうえ、成分もビタミン・ミネラル・アミノ酸等を含み、炎症を抑制、血圧を下げる、便秘解消、便秘解消やダイエット等々、なんにでもいい万能選手。実はこういう商品ほど売りにくい・・・
昔むかし、たぶん2005年頃、愛知万博の時に日本でお披露目された木。その時は、汚染水をモリンガの根で浄化するというアピールでしたが、その後、インドやフィリピン、アフリカなどの市場を調べると、葉っぱや実が食用として活用されていることがわかり、日本でも商品開発が進み現在に至っています。導入初期から商品開発に携わり、ちょっとモリンガ博士のワタシです。
葉は粉末や錠剤で青汁やお茶やサプリに、エキスやオイルで化粧品、根は水の浄化剤、葉や茎は牛や鳥の飼料として販売されています。国産のものはほぼ沖縄や奄美等熱帯に近い地方で、本州でも広がり始め、このあたりでもハウスで育て商品を作っている企業もあります。ただし、国産で実をとることはできない模様。いまだに種やオイルは輸入です。
葉っぱを加工します
乾燥させてお茶もいいけれど、とりあえず保存が効くジェノベーゼ風に。
モリンガの葉を茎から外して、きれいに洗った後、さっと湯通し。
フードプロセッサーにモリンガ・アーモンドの粉・オリーブオイル・ニンニクを入れてガアーー。
分量は適当でなんとなくソース風になるまでオイルを入れます。
最後に粉チーズを入れておしまい。松の実が正論ですが、なかなかお高くてアーモンドの粉に。今度はピーナッツで挑戦する予定。
瓶に入れるときにオリーブオイルをたっぷり足して蓋をします。
食べるときはマカロニに少し塩コショウして、味の調整をします。
モリンガの苦みが少しあるけど、嫌いじゃない味。
生葉は茶器にそのまま入れてハーブティーのように飲んでもOK。
葉っぱを刻んで味噌汁やカレーに入れても。葉っぱがたくさんあるならキーマカレーやミートソースに。
秋が近づいたので、葉っぱを全部取ったら茎を短くして植木鉢に移して越冬させます。
この地方は氷点下の日があるので、自宅のベランダかな?
根っこは水タンクのように膨らんで、
今はやりの塊根植物のようになります。暖かくなって、ニョキッと新芽を出すのを楽しみにします。
うれしいお知らせ
花が咲いた報告をしましたが、ついに実がなりました。
暑い日が続けば大きくなる予定。気づいたのは、下の方の葉が邪魔なので切り取ったけれど、葉の上に花を咲かせて実らせるのかも?下の方の葉を切り取った花は全部枯れています。
何事も経験。来年は切らずに放置します。
1つでもいいから実ればいいな~
オマケ 昆虫シリーズ
モリンガの葉っぱではなく棒の上で、変な色のカマキリ発見。
これから緑になるのかな?
しかし、カマキリは目線を合わせに首を回してくれるのよね。
もしかして、ニラミをきかせてるの?
さらに、例のはらぺこ青虫は、替え玉を要求しそうな勢いで新しいレモンの葉を食べています。
お金のかかる青虫たち。気になってしまったので、最後まで面倒見ますけどね。
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